テクノロジー

Steamでマルウェアを内包したゲーム『Block Blasters』が削除され、仮想通貨15万米ドルが不正に奪取

概要

Steamから削除されたゲーム『Block Blasters』に、仮想通貨を不正に引き出すマルウェアが組み込まれていたことが明らかになりました。

このゲームはGenesis Interactiveが手掛け、7月30日に公開された無料ゲームで、問題が発生したのは8月30日。マルウェア「クリプトドレイナー」により、ユーザーの仮想通貨ウォレットから個人情報が不正に取得され、仮想通貨が攻撃者の元へ送金されていました。

仮想通貨調査員ZachXBT氏によると、被害を受けたアカウントは261件で、被害総額は15万米ドルに上るとのこと。ビデオゲームストリーマーのRastalandTVさんも募金活動中に被害に遭い、悲痛な声を上げました。

Steamによる審査を通過した「検証済み」のゲームであり、削除までに時間がかかったため、一部のユーザーからは審査の甘さや対応の遅さが批判されています。過去にもマルウェア問題は発生していましたが、今回の件は特に深刻な被害を招いたとされています。

ポイント

  1. Genesis Interactiveが手掛けたゲーム『Block Blasters』にマルウェアが組み込まれていた。
  2. 被害者261アカウント、被害総額は15万米ドルに達し、仮想通貨が不正に奪取された。
  3. Steamの審査の甘さや対応の遅さに対する批判が高まっている。

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