マテリアルグループがトレプロ完全子会社化し成長加速へ

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概要

マテリアルグループ株式会社は、8月22日にTLPC株式会社の会社分割により設立された株式会社トレプロの全株式を取得し、完全子会社化を発表しました。
これは、グループのPRプラットフォーム事業の更なる成長を目的としたもので、中小企業向けの採用支援やTikTokを活用したマーケティングサービスを展開するトレプロの事業基盤と知見を活用し、相乗効果を狙う狙いです。
トレプロが提供する「TREND PRODUCE（トレンドプロデュース）」は、自社メディアを用いた求人・集客支援に特徴づき、単発広告ではなく持続可能な仕組み作りを支援します。
同サービスの強みは、TikTokプラットフォームの成長を背景に、企業のブランディングや採用活動の効率化を図れる点にあります。
今回の買収額は約1,900百万円で、資金調達には金融機関からの借入を予定し、8月25日に株式譲渡契約を締結、設立は9月29日、株式譲渡は9月30日を予定しています。
トレプロの母体であるTLPCは2018年設立、売上は2022年度の156百万円から2024年度は654百万円と拡大し、黒字化も実現しています。
2024年度の業績は好調で、2025年度の連結業績への影響は軽微と見込まれ、損益取り込みは2026年の第1四半期から開始予定です。
のれんの額は1,100～1,200百万円と見積もられ、償却期間はおよそ10年を想定しています。
この買収により、TikTokを活用したPRやマーケティングを強化し、グループの事業領域拡大と競争力向上を目指し、中小企業のデジタルマーケティング需要に応えることで、事業の持続的成長を期待しています。