攻略

CEDEC 2025で語られたインディーゲームの成功戦略と今後の展望

概要

2025年7月にパシフィコ横浜で開催された国内最大級のゲームエンジニア・技術者向けカンファレンス「CEDEC 2025」では、多様な講演とともに斉藤大地(ワイソーシリアス)とJiniさんが登壇し、現代のゲーム市場やSteamの状況について洞察を示した。斉藤さんは個人・少人数開発ゲームをSteamで約300万本販売し、早期参入とバイラル戦略の成功例を紹介しながらも、2023~24年の販売不振やプラットフォームの成熟化に直面した経験を語った。彼はまた、海外の成功例を通じ、「コミュニティ」「デモ」「エージェンシー(主体性)」が成功の鍵とし、今後の販売戦略見直しの必要性を提言した。一方、Jiniさんはインディーゲームの成功要因として、強固なコミュニティ運営、積極的なデモ公開、プレイヤーのエージェンシー尊重を挙げ、特に海外スタジオの事例を紹介。『Cult of the Lamb』『バルダーズゲート3』など、多拠点展開や主体性の重要性を示した。彼らは、多文化のアイデンティティと文化の融合を通じた“ユニークさ”や、自分の文化や教養を活かすことが、世界で通用する作品づくりのポイントと結論付けた。今回の講演は、国内外のゲーム業界の現状と、クリエイターの視点に基づく今後の方向性について、深い洞察を与える内容となった。

ポイント

  1. CEDEC 2025で斉藤さんとJiniさんがSteamの現状と課題を共有し、販売戦略や市場の変化について議論した。
  2. 成功するインディーゲームにはコミュニティ活動やデモ公開、”主体性”(Agency)の尊重が重要だと指摘された。
  3. 世界のゲームスタジオの取り組みと文化を通じて、ユニークさとアイデンティティの追求が今後の鍵と示唆された。

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