インタビュー

松本脩平が語る『カプコン ファイティング コレクション』シリーズの制作秘話と今後展望

概要

松本脩平氏は『カプコン ファイティング コレクション』シリーズのプロデューサーであり、『ストリートファイター』シリーズも担当している。シリーズの制作は「自分たちが遊びたい」という想いが原点で、過去の名作格闘ゲームを現行機で楽しめるようにしたいという要望から始まった。第1作目では『ヴァンパイア』シリーズを中心に、『ポケットファイター』『スーパーパズルファイターIIX』『ウォーザード』などの移植にも挑戦。続く第2弾ではNAOMI基板の3Dタイトルも多く収録され、当時の雰囲気を再現しつつユーザビリティ向上にも力を入れている。ブラウン管風フィルタやトレーニングモード、ヒットボックス表示などの機能も好評で、オンライン対戦への対応も重要視。特に『CAPCOM vs SNK 2』の実現は『ストリートファイター6』でのコラボが後押しとなった。『パワーストーン2』は希少なバトルロイヤル要素が評価され収録。オンライン対戦の充実は大会開催や交流のハードルを下げる狙いがあるため、ストリーマーやライバーの利用にも対応。全タイトルの基板バージョン選択は技術的・コスト的課題が多いが、『CAPCOM vs SNK 2』のみ複数版を搭載。今後もアーケード系コレクションの展開を検討している。

ポイント

  1. 松本プロデューサーは「遊びたいタイトル」を基に移植を進めている。
  2. オンライン対戦機能の充実がシリーズの最優先事項と位置付けられている。
  3. レトロゲームのユーザビリティを再現し、当時の手触りを大切にしている。

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