テクノロジー

日本企業のセキュリティ実態調査:データベース公開や脆弱なサイトの放置が多発中

概要

2025年1月末、米国のWiz社が、中国のAI企業DeepSeek社の内部データベースがインターネット上で公開されていると発表し、セキュリティ界隈に衝撃が走りました。

このデータベースには秘密鍵やチャット履歴などの機微情報が含まれており、誰でもアクセスできる状態でした。

調査により、日本の上場企業3,800社以上を対象にしたところ、データベースの公開は「あり得ない」ことではなく、「たまにある」現象であることが判明しました。

特に、プライム市場での検出率は12%、スタンダード市場では13%、グロース市場では7%という結果が出ています。

加えて、脆弱なWordPressのバージョンが公開されている企業も多く、プライム市場での検出率は14%に達しました。

古いウェブサイトの放置も同様で、プライム市場では18%が検出されています。

これらの調査から、日本企業のセキュリティ意識には疑問が残ります。

企業は、資産管理や自動化されたセキュリティチェック、統一されたセキュリティポリシーの重要性を認識し、改革に取り組む必要があります。

特に、デジタルトランスフォーメーションが進む中、デジタル資産の保護は喫緊の課題です。

セキュリティ対策の見直しと強化が求められ、DeepSeek社のような事例を教訓とすることが重要です。

ポイント

  1. Wiz社が発表した調査で、中国のDeepSeek社のデータベースが公開されていた。
  2. 日本企業のセキュリティ意識の低さが浮き彫りとなり、10%以上が脆弱性を抱えていた。
  3. セキュリティ対策には資産管理、自動化チェック、ポリシー統一が必要と提言されている。

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