【衝撃】ホビージャパン×ゲームブックが変えるファイティング・ファンタジー、売上120%突破
ホビージャパンのゲームブック展開の概要
2000年代前半、ホビー・ジャパンのHJ文庫Gから発売されたゲームブックは、ホビー業界では好評で販売実績もクリアしたが、一般書店では売れ行きが振るわず、将来的な継続性に疑問が残った。河原正信は、販売は採算できたものの、同路線での拡大は見通せないと評価した。デジタル版として「ファイティング・ファンタジー」アプリが登場し、原作のゲームブック「火吹山の魔法使い」をベースに、モンスター画像をドット絵で描き下ろした。イラストは佐野一直が提供し、開発のきっかけは自らの制作したいゲームが作れなかった経験から、ゲームブックへの関心が高まったためだった。佐野は、クライアント志向の開発から脱却し、好きなテーマで作品を生み出す意図を語っている。デジタル・メディア・ラボ版では「炎冠山の魔術師」と題してタイトルが改訂され、同作品のリブランディングが進められた。これらの取り組みは、ゲームブックのデジタル化と新たなマーケット開拓への試みとして位置付けられる。
ファイティング・ファンタジーアプリの注目ポイント
- ホビージャパンのHJ文庫Gで萌え化されたゲームブックはホビー業界で好評だが、一般書店では販売不振で将来性は不透明。
- アプリ版『ファイティング・ファンタジー』は原作『火吹山の魔法使い』をデジタル化し、モンスターをサノ・イッツエキ提供のドット絵で再現した。
- サノ・イッツエキ氏は自分のやりたいゲームとしてゲームブックを選び、デジタル・メディア・ラボ版で『炎冠山の魔術師』へ改題し展開した。
ホビージャパンのゲームブック戦略の分析・解説
2000年代前半のファンタジー市場は、ライトノベルやビジュアルノベルの台頭により、テキスト主体のゲームブックがニッチ化した。
ホビージャパンHJ文庫Gでの“萌え化”は、キャラクター化とイラスト強化で従来の読者層を若年層へ拡大し、販売実績はホビー業界で好評だったが、一般書店では認知度不足が顕在化した。
河原正信氏の指摘通り、採算は維持できても、萌え路線がゲームブック全体の持続的成長モデルになるかは不透明である。
デジタル版「ファイティング・ファンタジー」の登場は、ドット絵による視覚的付加価値とアプリ配信の利便性で新規ユーザー獲得を狙ったが、コンテンツの根幹は従来通りの分岐テキストに留まっている。
今後はAI生成シナリオやマルチプラットフォーム連携を組み込むことで、萌え要素と深い分岐構造を統合し、デジタル・メディア・ラボ版のような拡張が市場拡大の鍵になると予測される。
※おまけクイズ※
Q. 記事の中で言及されているゲームブックの原作はどれですか?
① 火吹山の魔法使い
② 炎冠山の魔術師
③ 魔法の森の勇者
ここを押して正解を確認
正解:火吹山の魔法使い
解説:記事の序盤で言及されています。
詳しい記事の内容はこちらから
参照元について


