【衝撃】アリスMR:EAの過激要求を退けた開発者、中国初のAAAゲーム開発秘話
アリスMR開発秘話のニュース概要
アメリカン・マギー氏は、自身のSNSにて『アリス マッドネス リターンズ』開発時のエレクトロニック・アーツ(EA)との裏話を公開しました。
本作は、前作『アリス イン ナイトメア』のダークな世界観を受け継ぎつつ、よりスタイリッシュなアクションADVとして2011年にリリースされました。
マギー氏は過去に最新作『Alice: Asylum』の制作をEAに提案しましたが、資金援助とライセンス供与を得られず、実現には至っていません。
開発中、マギー氏が目指す方向性とEAのマーケティングチームの意向には大きな隔たりがあったようです。
EA側は、ゴア表現やホラー要素を強調し、精神異常者を主人公とした過激なM(17歳以上向け)タイトルを求めていたとのことです。
しかし、マギー氏はアリスを精神異常者として描いたり、過度に性的な表現をしたりすることを拒否し、その姿勢を明確にするため、EAに対し、あるユーモラスな小道具を送ったことも明かしています。
この拒否が可能だった背景には、プロジェクトがEAではなく、ロサンゼルスの銀行からの資金提供を受けていたことが挙げられます。
これにより、プリプロダクション段階で提出したデザインやスクリプトは守られる必要があり、スケジュールと予算の範囲内であれば、制作の自由度を高く保てたのです。
マギー氏は、プロジェクトを成功させることで、EAからのあらゆる要求に対して“ノー”と言える立場を確立しました。
また、自身がEAにプロジェクト期間の延長を求めた際には、意趣返しのように却下されたものの、最終的には予算とスケジュール内でゲームをリリースできたと語っています。
マギー氏は本作を、“中国のチームだけで開発された初のAAAゲーム”であり、“中国で債券によって資金調達された初のゲーム”であると説明しています。
さらに、EAの要求を退け、プロジェクトを成功させた最初のチームであるとも主張しています。
マギー氏は、2026年には『アリス』シリーズの精神的後継作の構想を語っており、再びゲーム制作への意欲を示しています。
開発の注目ポイント
- アメリカン・マギー氏は、EAの過激なリクエスト(ゴア表現やセクシーな描写)に徹底抗戦した。
- 本作は、ロサンゼルスの銀行からの資金提供により、EAからの干渉を最小限に抑えられた。
- 『アリス マッドネス リターンズ』は、中国チームが開発した初のAAAタイトルであり、資金調達方法も画期的だった。

資金調達と開発の分析・解説
この事例は、ゲーム開発におけるクリエイターの主導権と、パブリッシャーとの力関係を浮き彫りにしています。
EAのような大手パブリッシャーは、市場調査に基づいた商業的成功を追求する傾向がありますが、必ずしもそれがクリエイターのビジョンと一致するとは限りません。
マギー氏が資金調達の多様化によって、EAからの独立性を確保できた点は、今後のゲーム開発において重要な示唆を与えます。
特に注目すべきは、中国の銀行からの資金調達という点です。
これは、従来のハリウッド中心の資金供給モデルに変化をもたらす可能性を秘めており、AIを活用した新たな資金調達プラットフォームの登場と相まって、インディーズ開発者や小規模スタジオがより自由にゲームを制作できる環境を構築するかもしれません。
また、AAAタイトルの開発においても、パブリッシャーへの依存度を下げ、クリエイターがより主体的にプロジェクトを推進する事例が増えることが予想されます。
2026年にマギー氏が構想する精神的後継作が、この新たな潮流を牽引する作品となるのか、今後の動向に注目が集まります。
ゲーム業界は、クリエイターの自由度と商業的成功のバランスを模索する中で、新たなエコシステムを構築していくでしょう。
※おまけクイズ※
Q. 記事の中で、アメリカン・マギー氏がEAの要求を退け、プロジェクトを成功させた最初のチームであると主張しているゲームは?
ここを押して正解を確認
正解:アリス マッドネス リターンズ
解説:記事の終盤で、「EAの要求を退け、プロジェクトを成功させた最初のチームであるとも主張しています。」と記述されています。
まとめ

『アリス マッドネス リターンズ』開発秘話が公開され、EAとの間でクリエイティブな衝突があったことが明らかになりました。ゴア表現や過激な描写を求めるEAに対し、マギー氏は強い姿勢で自身のビジョンを守り抜いたそうです。
本作が中国チーム初のAAAタイトルであり、銀行からの資金調達という異例の形だったことも、その自由度を支えた要因のようです。クリエイターがパブリッシャーに左右されず、自身の理想を形にする道が少しずつ開けてきたと感じます。2026年の精神的後継作にも期待したいです。
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