ネクソン日本事業は『ブルアカ』の苦戦で減収、韓国は好調持続

概要

ネクソンは2025年第2四半期（4月～6月）に日本事業の売上が約35％減少し、『ブルーアーカイブ』と『メイプルストーリー』の売上減少が要因となった。特に『ブルーアーカイブ』は好調だったが、モバイル市場での成長は難しく、50%以上の売上縮小を経験した。一方、韓国市場は好調で、『アラド戦記』や『メイプルストーリー』などの売上が過去最高となり、前年同期比で大きく成長している。韓国の2Q売上は45.3％増の710億円となり、2025年の3Qも4割から5割の増収を見込む。一方、日本以外の中国も売上減に苦しむ中、『ブルアーカイブ』はテレビアニメの放送後もキャラクターの多さやストーリー展開の遅れ、開発チームの離脱によって収益が大きく落ち込んでいる。全体として、韓国市場の好調を背景に一部で好調な反面、日本市場の長期的な成長難と開発体制の課題が顕著になっている状況と言える。

ポイント

1. 2025年2Q、ネクソンは日本事業の減収に伴い、売上は約35％減少した。特に『ブルアカ』が大きく落ち込む
2. 韓国市場は好調で、『アラド戦記』『メイプルストーリー』などが過去最高売上を記録し成長を維持した
3. 日本の主要タイトル『ブルアカ』はテレビアニメ放送後も減衰が続き、開発体制の変化も影響している

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