5期連続赤字のサイバーステップ、BloomZ連結外れでさらに苦境へ

概要

オンラインクレーンゲーム『トレバ』を運営するサイバーステップは、2025年5月期に16億9,500万円の純損失を計上し、5期連続で2桁億円規模の赤字が続いています。売上は全盛期の約1/5にまで縮小し、主力の『トレバ』もプライズゲーム市場の活況に乗れず減収が続いています。2024年6月に発売したPlayStation版『テラビット』は収益貢献が限定的でした。2025年6月には海外スタジオ開発の新作『Bygone Dreams』をリリースしていますが、利益回復には至っていません。人員削減やコストカットが続き開発環境は厳しく、ゲーム以外の収益源として声優プロダクション事業にも注力しています。特にNASDAQ上場したBloomZへの増資で持株比率が低下し、1億円近い持分変動損失も計上しました。

ポイント

1. サイバーステップは5期連続赤字で売上も全盛期の1/5に減少
2. 主力の『トレバ』は市場の活況に乗れず業績悪化が続く
3. BloomZの上場で連結外れ、持分変動損失を計上した

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