歴史

リアルタイム化を拒否する『Fallout』開発秘話、ティム・ケイン氏が明かす真相とは

概要

初代『Fallout』の開発者であるティム・ケイン氏は、自身のYouTubeチャンネルで同作のリアルタイム化に関する秘話を公開しました。彼は、マーケティング部門からのリアルタイム化の要求を振り返り、『Diablo』の影響でその方向性が提案されたことを明かしましたが、最終的にはその提案を却下したと語っています。

ケイン氏は1997年のリリース当初から、また2025年現在でも『Fallout』をリアルタイムにするつもりはないと明言しています。リアルタイム化に必要な資金や時間を考慮した結果、マーケティング部門は諦めたとのことです。

さらに、もしもリアルタイムの戦闘が必要になった場合のアイデアは持っているとし、アクションポイントの廃止やクールダウンの導入、パークやUIの再設計、バランス調整が必要になると説明しました。彼の立場は明確で、『Fallout』の本質的なターンベース形式を守り続ける意思を強調しています。

なお、『Fallout』は現在PC向けにSteamやEpic Gamesストア、GOG.comで配信されています。

ポイント

  1. ティム・ケイン氏は、『Fallout』のリアルタイム戦闘化を絶対に行わないと明言した。
  2. 当時、マーケ部門からリアルタイム化を要請されたが、資金や時間の問題で断念。
  3. もしリアルタイム版を作るなら、アクションポイント廃止やUI再設計など大幅な見直しが必要。

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