カードゲームに欠かせないプレイマットとは?
カードゲームを楽しむ上で、プレイマットは欠かせないアイテムとなっています。
プレイマットは、カードゲームの専用フィールドとして使われ、カードが傷つきにくくなるほか、ゲーム進行をスムーズにしてくれる役割があります。
多くの人気カードゲーム、例えば遊戯王やポケモンカード、マジック:ザ・ギャザリングなどでも公式のプレイマットが販売されていますが、自分だけのオリジナルな「自作」プレイマットを作るプレイヤーも激増しています。
なぜなら、自作プレイマットは自分だけのデザインやサイズ、素材を選んで自由に作れ、個性を存分に表現できるからです。
自作プレイマットのメリット
自作プレイマットの最大のメリットは、他にないオリジナル性です。
市販品にはない世界に一つだけのデザインを反映できる点が、自作プレイマットの魅力です。
さらに、カードゲームごとに必要なゾーンや表記を盛り込むことができ、「遊戯王」「ポケモンカード」「マジック:ザ・ギャザリング」など、ルールにあわせたフィールドをデザインすることも容易です。
また、好みの素材を選ぶことで、手触りやプレイ感にもこだわることができます。
家族や友人へのプレゼントにも最適で、SNSで「自作プレイマット」を披露する人も増えています。
おすすめ素材と選び方
ゲーム用プレイマットに適した素材一覧
実際にカードゲーム用のプレイマットを自作する場合、どんな素材を選ぶのが良いのでしょうか。
以下に代表的なものを紹介します。
ラバーマット(ネオプレーン)
一般的な市販のカードゲームプレイマットに最も多く使われているのが、ネオプレーン素材のラバーマットです。
柔らかく、裏面の滑り止めがしっかり効き、表面もカードを傷付けにくいです。
写真プリントの鮮やかさなど加工性も高く、厚さ2mm〜3mmがスタンダードです。
フェルト生地
低予算で試したい場合や裁断・加工が簡単なのがフェルト生地です。
柔らかい手触りで滑りもほどよく、色も豊富に選べます。
ただし、摩擦に弱く、長時間使うと毛羽立ちやすいのがデメリットです。
クロス(布)
コットンやポリエステルのクロス生地を用いる方法も人気です。
布なので裁縫しやすく、デザインもアイロンプリントで転写することができます。
軽量で持ち運びや収納も楽ですが、カードをシャッフルする際の傷にはやや注意が必要です。
素材選びのポイント
カードゲーム用プレイマットの「自作」を成功させるには、耐久性や滑り止め加工、手入れのしやすさ、そして好みのデザインを活かせることが重要となります。
市販品同等の質感を求めるならラバーマット、加工・コスパ重視ならフェルトや布をおすすめします。
厚さ2mm〜3mm程度が標準なので、自作の際にもこの厚みに注意しましょう。
自作カードゲームプレイマットの作り方手順
ここからは、実際にカードゲーム用プレイマットを自作する方法について、手順を詳しく解説します。
1. プレイマットのサイズを決める
カードゲームごとに最適なサイズが異なります。
例えば、遊戯王の公式プレイマットは約60cm×35cm、ポケモンカードの2人用は約60cm×35cmが一般的です。
自分のプレイスタイルや机の大きさに合わせて、理想のサイズを決めましょう。
2. デザインを作成する
カードゾーンやロゴ、イラスト、キャラクターなど、自由にデザインできます。
PCで自作する場合はPhotoshop・Illustrator・無料のGIMPなど画像編集ソフトを使うのがおすすめです。
印刷領域やサイズに注意して作成しましょう。
3. 素材の準備
前述したようなラバーマット生地、生地クロス、フェルトなどを準備します。
家庭用プリンターで印刷する、もしくは業者に依頼する場合は、希望する素材に対応しているかチェックが必要です。
4. プリント・裁断
自宅で作る場合、アイロンプリントシートを活用すると好みのデザインが簡単に布やフェルトに転写できます。
市販のラバーマットを使う場合、ネットプリント業者や同人グッズ印刷会社にオリジナルデザインの入稿・印刷を依頼可能です。
裁断はカッターや布ハサミで丁寧に行い、角を丸めるとプレイ感も向上します。
5. 保護・仕上げ
プレイマット表面に防水スプレーや静電気防止スプレーなどを吹きかけると、長持ちしやすくなります。
端のほつれが気になる場合は、ほつれ止めテープやミシンを使った補強がおすすめです。
自作におすすめのオンライン業者・サービス
自宅での自作が難しい場合、オリジナルプレイマットの注文製作をおこなっている業者も多数あります。
ヨツバ印刷
カードゲーム用「自作プレイマット」制作では定評のあるヨツバ印刷は、1枚からオリジナルデザインのラバーマットを作れます。
高品質な印刷が特徴で、サイズ・厚みもカスタマイズ可能です。
SUZURI(スズリ)
自作イラストをアップロードしてオーダーできるグッズ通販サイト「SUZURI」でもカードゲーム用マットの製作ができます。
イラストレーターやクリエイターが自作デザインを販売・購入できるのも特徴です。
同人誌印刷会社各種
グラフィック、コミグラ、プリントオン等の同人誌印刷会社も、オリジナルのカードゲーム用プレイマットの受注印刷に対応しています。
クオリティを重視するプレイヤーにとって頼もしい選択肢です。
カードゲームプレイマット自作の最新トレンド
最近は、アニメやゲームの公式イラストを使わず、自分だけのオリジナルアートや推しキャラクターを描き下ろした自作デザインが話題です。
SNSのTwitter(現X)、Instagram、TikTok等でも「#自作プレイマット」で数多くの作品が公開され、新たなムーブメントになっています。
レーザー加工機やUVプリンターを使った本格的な自作にも注目が集まり、最近ではYouTuberたちがプレイマット自作実況動画を投稿している例もあります。
推し活やコスプレイベント、ゲーム大会で、個性を主張する絶好のアイテムとしての需要が高まっています。
人気カードゲーム別|ゾーンデザインの工夫
カードゲームごとに「自作プレイマット」に入れておくと便利なゾーン表記や飾りのアイデアを紹介します。
遊戯王OCG
モンスターゾーン・魔法/罠ゾーン・EXモンスターゾーン・墓地ゾーンといったゾーン区分のラインやアイコンをはっきり描くと便利です。
公式ルールと同じ6区画+EXゾーンレイアウトが定番です。
ポケモンカードゲーム
バトル場・ベンチ・山札・トラッシュ・サイドの位置をデザインに組み込むことで、スムーズなプレイが可能に。
2人用プレイマットでは2面分レイアウトすれば対戦相手と共有できます。
マジック:ザ・ギャザリング
ライブラリ・墓地の位置に加え、手札や戦場ゾーンの目安をデザインしておくと使いやすいです。
マナシンボルやお気に入りのアートワークをあしらうプレイヤーも多いです。
自作プレイマットの注意点と豆知識
自作プレイマットは著作権違反になりやすいので、既存の公式キャラやイラストの使用は必ず権利に配慮してください。
特にイベントや大会で使用する場合、運営によって自作プレイマットの持込が制限されることもあるので、事前に確認をおすすめします。
また、長期にわたり使用・保管する場合は、湿気や直射日光を避け、丸めて保管するのがプレイマットを長持ちさせるコツです。
実際のプレイヤーが作った「自作プレイマット」実例紹介
カードゲームYouTuberの「サンダーゆう」さんは、ネオプレーン素材で自作した大型プレイマットを自身の動画内で紹介しています。
また、全国大会に出場するプレイヤーの間でも、自作デザインのプレイマットが広く使われており、個性やこだわりがプレイヤー同士の話題につながることも多いです。
オンライン通販では、実力派イラストレーター「しんたろう」さんがデザインした自作オリジナルプレイマットが人気を集めています。
SNSでは「#自作プレイマット」で日々力作が公開されており、参考になるアイデアが満載です。
まとめ|カードゲームプレイマット自作で楽しみ方倍増!
カードゲームのプレイマットを自作するメリットは、「デザイン」「実用性」「こだわり」のすべてを自分で追求できる点です。
おすすめの素材や業者選び、デザインのコツ、カードゲームごとのレイアウトなど、「自作プレイマット」の世界は想像以上に広がっています。
世界に一つだけのプレイマットで、あなたのカードゲームライフをより楽しく、快適に過ごしましょう。
「カードゲーム プレイマット 自作」のキーワードで検索する人向けに、実際の作り方・ポイント・おすすめ業者まで徹底ガイドしました。
使いやすくておしゃれな「自作プレイマット」を、自分だけのアイデアでぜひ作ってみてください。