カードゲームitoとは?人気急上昇中のゲームの魅力
カードゲーム「ito」は、2018年にArclight Games(アークライト)から発売されたコミュニケーション型パーティーカードゲームです。
近年ではYouTubeやテレビ番組「有吉ぃぃeeeee!」など、多数の有名人によるプレイ動画が話題となり、ボードゲーム好きだけでなく普段カードゲームをしない人々にも広がっています。
itoは非常にシンプルなルールと高度な心理戦の融合が特徴です。
年齢や性別、経験に関係なく誰でもすぐにプレイできるハードルの低さも人気の理由となっています。
カードゲームitoの基本的な最大の魅力は、“数字を口にしてはいけない”状況で、お題にあわせて自分のカードを言葉で表現し、お互いの数字を推測しながら、チーム全体で協力して数字順にカードを並べるところにあります。
「お題」が豊富に用意されており、毎回違った盛り上がり方を体験できるのもitoならではのポイントです。
カードゲームitoの基本ルール
カードゲームitoは2〜10人ほどで遊べる協力型のカードゲームです。
プレイヤーは全員、それぞれ正体を他のプレイヤーに隠した数字カードを1枚ずつ持ちます。
これらの数字カードは1から100までの中からランダムで配られます。
お題決定と表現方法
まず「お題カード」を1枚選びます。
お題には「大きいものから小さいもの」「暑い食べ物ランキング」「有名な人ランキング」など様々な種類があります。
全員が自分に配られた数字を、お題に沿って言葉や例えで表現します。
このとき、数字やそれを想起させる単語(例:「50より上」「半分くらい」など)の使用は禁止されています。
自分の数字を直接示すのではなく、お題のランキング上でどのあたりなのかを連想させる表現が求められます。
数字順にカードを出す、チームワークが勝負のカギに
全員の言葉を聞いた上で協力し、ほかの人の数字がどれくらいなのかを推測します。
1から100のスケールで「どの順位であるか」を話し合い、数字の小さい順にカードを出すことを狙います。
もし途中で順番を間違えてカードを出してしまうと、その場でゲーム終了・失敗となります。
逆に制限回数以内に全員が正しい順番でカードを出せれば成功です。
この「失敗と成功」のバランスがゲームを更に白熱させます。
itoのお題のバリエーションと魅力
カードゲームitoのお題は、プレイの雰囲気を大きく左右する最重要ポイントです。
お題が盛り上がりやすいか、かんたんか難しいか、意外性があるかなどによって、プレイヤーの反応も毎回変わっていきます。
公式に用意されている人気お題
itoのパッケージに同梱されてる「お題カード」には、幅広いジャンルが網羅されています。
代表的なお題例を紹介します。
・「高いものから安いもの」
・「大きい生き物ランキング」
・「有名人ランキング」
・「こわいものランキング」
・「好きな食べ物ランキング」
・「旅行したい国ランキング」
など、多彩なジャンルのお題が揃っており、毎回違った雰囲気でゲームを楽しめます。
おすすめ!盛り上がるアレンジお題例
itoの醍醐味は、身近な話題や流行のネタを「お題」として自作できること。
例えば、
・「最近見た映画の面白かったランキング」
・「学校の給食で好きだったメニューランキング」
・「今年の流行語のインパクトランキング」
・「推しキャラの中で好きな順ランキング」
・「やってみたい趣味ランキング」
こうしたオリジナルのお題は、よりお互いの個性や考え方が見えて盛り上がる要素となります。
カードゲームitoは多様なお題設定によって、同じメンバーで繰り返しプレイしても新鮮な楽しさがあります。
お題選びの注意点とコツ
itoの面白さは「会話による駆け引き」にあります。
難しすぎるお題や、個人的で憶測が難しいお題は避けると、よりみんなが楽しめます。
「感覚で差が付きやすい」、「全員がある程度知っている話題」がおすすめ。
大人数や初対面同士の場合は王道ジャンルや有名なモノ・コトのお題が鉄板です。
カードゲームitoの実在する事例・おすすめお題を紹介
実際に多くのボードゲームカフェやイベントでプレイされているカードゲームito。
ここでは、実際に反響の大きかった人気お題例や、その盛り上がりポイントをピックアップします。
お題例1:「日本の都道府県の人口ランキング」
全員が日本の都道府県を“人口が多い順”で例えていく、というもの。
例えば「自分は東京都レベルかな」「佐賀県くらい」など。
全国地理や人口感覚の知識も問われ、意外なローカルトークに発展する盛り上がり方ができます。
お題例2:「スポーツの世界的有名度ランキング」
自分の数字に合わせて「野球」「サッカー」「カーリング」など、スポーツ名を挙げて世界的な知名度を推測するお題。
特定スポーツ好きが熱弁する場面や珍スポーツ話にも発展しやすいです。
お題例3:「季節イベントの好きさ」
「クリスマス」「お正月」「ハロウィン」など、季節のイベントごとにどれくらい好きかを数字に例えます。
参加者の個性が出やすく、お互いの意外な趣味・思い出もシェアできるお題として人気があります。
お題例4:「有名ゲームタイトル人気度」
「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「APEX」「Minecraft」など、幅広いゲームタイトルの中から、世界の人気度や自分の好きさで表現していくお題です。
「意外なレトロゲームが高得点」なんて展開も。
カードゲームitoならではの盛り上げ方・コツ
カードゲームitoで遊ぶ際は、下記のポイントを押さえると盛り上がりが倍増します。
柔軟な発想や表現を楽しむ
itoのお題では「はっきりした正解がない」ケースもあります。
あいまい・抽象的な表現も受け入れて、お互いの感覚のズレを楽しむのがコツです。
時には堂々と大げさな例えや独自のランキング軸で語ってもOK。
盛り上がれば勝ち、と割り切って思い切り話してみましょう。
“数字を隠す”トークの駆け引き
カギとなるのが、数字を直接言わずにいかに“伝わるヒント”を盛り込めるか。
「一番下か一番上かわからない!」という場面こそ、観察力や洞察力が問われます。
自分の言葉選びと、ほかの人の話の裏を読む“心理戦”が、このカードゲームitoの真骨頂です。
お題によるプレイヤー個々の新発見
itoのお題は、予想外の回答や意見が飛び出すのも魅力です。
「あ、そんな考え方あるんだ」「昔の思い出でそう感じるのか!」など、会話を通じて新たなお互いの一面を知ることができます。
大人数・小人数それぞれの楽しみ方
3〜4人の少人数プレイでは一人ひとりの個性や話し合いがじっくり味わえます。
6人以上の大人数プレイでは、多様な価値観や偶然の会話が爆発的に盛り上がりを生みます。
お題のチョイスやカード配布の工夫で、何度も楽しめるのがカードゲームitoの強みです。
おすすめのカードゲーム「ito」実物の入手・遊び方
itoは全国の大手玩具店や書店、ボードゲームショップはもちろん、Amazonや楽天市場など通販でも購入可能です。
ダウンタウンDXやラヴィット!などテレビ番組でも取り上げられ、入手困難になることもありますので、見つけたらゲットしてみてはいかがでしょうか。
家族や友人、職場のレクリエーションでも大活躍すること間違いありません。
お題付きで手軽にプレイでき、初対面同士でも盛り上がる「アイスブレイクカードゲーム」としてもおすすめです。
まとめ:カードゲームitoはお題次第で無限大の楽しさ
カードゲームitoは、お題設定と協力・会話による推理の融合が醍醐味の超盛り上がりパーティーカードゲームです。
数字カードを使い、絶妙なヒントと推理を駆使して全員でゴールを目指す一体感、そしてお題ごとに生まれる意外な爆笑トーク。
公式お題カードはもちろん、オリジナルお題を交えて、自分たちだけの“とっておきのito体験”を作ることができます。
次の集まりや飲み会、ボードゲームナイトでは、ぜひカードゲームitoとお題のバリエーションで、最高に盛り上がる時間を過ごしてみてください。