アトラスの『メタファー：リファンタジオ』UIデザインの裏側をGDC 2025で徹底解説！

概要

2025年3月20日、米サンフランシスコで開催中のGDC 2025で、アトラスのファンタジーRPG『メタファー：リファンタジオ』のUIデザインについてのパネルセッションが行われました。セッションでは、UIデザインを担当したイセコウジ氏が登壇し、初期の迷走から再度指針を定め直した経緯を語りました。

初期のUI案が迷走した背景には、他の開発者の意見を取り入れすぎたことがあり、最終的には「超スタイリッシュ」という指針を設定し、個性的なデザインを作り上げました。特にバトルのリザルト画面や感情を反映させたUIが話題となり、プレイヤーとの感情的なつながりを強調しました。

UIはゲームの象徴となることを目指し、主人公とプレイヤーの関係性を視覚的に表現しました。シビアなバトルにおける「殺意」をテーマにしたビジュアルや、町を移動する際の不安感を表現するアニメーションが取り入れられ、これらの試みは数々の賞を受賞する結果を生み出しました。セッションは、UIがゲームの顔となり得ることを証明する形で締めくくられました。

ポイント

1. 『メタファー：リファンタジオ』のUIデザインは、独自のアートスタイルを追求している。
2. 迷走から立ち返り、「超スタイリッシュ」を指標に個性的なデザインを構築。
3. UIはプレイヤーと主人公を繋ぐ役割を果たし、感情を視覚化する試みが評価された。

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