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概要
1988年12月4日、NECホームエレクトロニクスから発売されたPCエンジン用周辺機器「CD-ROM2」は、家庭用ゲーム機で初めてCD-ROMドライブを採用した画期的な製品でした。
当時主流だったロムカセットに比べ、圧倒的な大容量と低コストでの量産が可能となり、ゲームソフトの価格も安価に。再販も早く、ユーザーにとって利便性が高かったものの、機器自体は高価で、約60,000円の価格がネックでした。
CD-ROM2の最大の特徴は、ゲーム内でアニメーションがふんだんに使用され、滑らかな動きが注目されました。また、キャラクターがセリフを話すボイス入りの演出も新鮮で、ゲームに大きな変革をもたらしました。サウンド面でも音質が向上し、音楽CDとしても楽しめました。
発売当初のタイトルには、『』(初代『』の移植版)や実写アドベンチャー『』があり、CD-ROM2は新たなゲーム体験を提供しました。
ポイント
- CD-ROM2は、家庭用ゲーム機として世界初のCD-ROMドライブを採用し、容量とコスト面で革新をもたらした。
- ゲーム内のアニメーションやボイスなど、メディアの特徴を活かしゲームに大きな変革を起こした。
- CD音源の導入により、サウンド面も強化され、音楽としても楽しめる特徴を持っていた。
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