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スクウェア・エニックス、2026年3月期第2四半期決算発表:増益ながら組織再編費用で純利益減少

概要

スクウェア・エニックスは、2025年9月期の連結決算で売上高1,338億9,500万円(前年同期比15.0%減)を計上しましたが、営業利益は272億7,800万円(28.8%増)、経常利益は285億5,300万円(57.4%増)と大幅な増益を達成しました。

一方、海外スタジオの再編による特別損失98億4,900万円の影響で、中間純利益は100億5,200万円(14.5%減)となりました。

デジタルエンタテインメント事業では、ゲーム売上が730億5,800万円(25.6%減)、営業利益は200億9,000万円(19.3%増)となり、特にHDゲームが黒字転換。MMOは減収となりましたが、スマートデバイス・PCブラウザは増益を確保しました。

アミューズメント事業は、機器販売が減少したものの、既存店売上やプライズ販売の好調で営業利益を維持。出版事業は減収減益となり、ライツ・プロパティ等事業は大幅な増収増益を達成しました。

通期業績予想は、売上高2,800億円、営業利益410億円は据え置き、当期純利益は169億円に下方修正されています。今後は開発体制見直しと質への転換が成長を牽引するかが注目されています。

ポイント

  1. スクウェア・エニックスは2025年9月期に営業利益が28.8%増、経常利益が57.4%増となった。
  2. デジタルエンタテインメント事業は収益性改善を達成、HDゲームが黒字転換。
  3. 組織再編費用計上などで親会社株主に帰属する純利益は14.5%減の100億5,200万円。

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