ガンホー臨時総会、社長解任否決も定款変更でストラテジックの圧力続く

概要

ガンホーは9月24日の臨時株主総会で、森下一喜社長の解任案が否決されたが、取締役解任の要件変更案は可決された。ストラテジックキャピタルは、ガンホーの株式8.5%を保有し、社長解任を求める株主提案を行ったが、解任案は賛成28.35%にとどまった。ストラテジックはアクティビストファンドで、過去にダイドーリミテッドとの対立で注目を集めた。ストラテジックは、森下社長の高報酬や業績低迷を批判し、社長解任が企業価値向上に繋がると主張。しかし、解任案の否決により、ストラテジックは引き続きガンホーとの対話を続ける姿勢を示した。ガンホーの株価は一時的に軟調で、経営体制に対する不安が市場に広がった。今後、ストラテジックの提案により局面が動く可能性がある。

ポイント

1. ガンホーの臨時株主総会で森下一喜社長解任案は否決されたが、定款変更案は可決。
2. ストラテジックキャピタルはガンホーの大株主で、経営刷新を求める姿勢を続けている。
3. 解任案否決後もガンホーの株価は軟調で、今後の業績回復が株主信頼に影響を与える。

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