レビュー

古墳の少年こふんくんが「死体埋葬」に憧れる不思議で切なく懐かしい町の冒険譚

概要

『こふんは生きている ーマホロヴァ・クラブの死体さがしー』は、古墳の姿をした少年・こふんくんが主人公の奇抜なアドベンチャーゲームです。
彼は自分の正体を知らず、公園で寝泊まりする孤独な日々を送りつつ「いつか自分の中に死体を埋葬して立派な古墳になりたい」という夢を持っています。
ある日、埴輪の男の子・ハニワくんが現れ、こふんくんの夢を応援しながら“マホロヴァ・クラブ”を結成し町の中で死体を探す冒険が始まります。
ハニワくんやメガネくんといった個性的なキャラクターたち、そして人間や埴輪が混在する謎めいた世界観が、プレイヤーの好奇心を刺激します。
ゲームでは「やることリスト」を確認しながらストーリーを進め、Actpt(アクトポイント)を集めてヒントや特技を解放。
公園近くの発掘現場には秘密基地があり、戦利品集めも楽しい要素のひとつ。
懐かしさと可愛らしさに満ちたグラフィックや、答えを引き延ばさない秀逸なストーリー展開も魅力。
謎解きと子ども時代の探究心が融合した作品で、子どもから大人まで幅広く楽しめるゲームに仕上がっています。

ポイント

  1. しゃべる古墳の少年・こふんくんが主人公、奇抜でかわいい世界観が特徴
  2. 探索や収集要素、秘密基地など子どもの頃の懐かしさを感じられる
  3. 謎の正体や夢、綺麗なグラフィックと引き込まれるストーリーが魅力

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