ニュース概要

『エースコンバット』シリーズの最新作『ACE8』について、ブランドディレクターの河野一聡氏とプロデューサーの下元 学氏がインタビューに応じた。

下元氏によれば、『ACE8』は『ACE7』の成功を受けて更なる進化を目指し、シリーズの転換期となる力作になるとのこと。ゲームは、プレイヤーがエースパイロットとして空を自由に飛び回るという爽快感や、リアリティあふれる空の表現を追求している。

新たに開発されたエンジン“Cloudly”により、多層的な雲の表現が実現され、プレイヤーは高度を視覚的に認識できるよう設計されている。また、ストーリーは一人称視点を基本にし、シネマティックな要素を取り入れ、プレイヤーの没入感を強化。さらには、シネマパートにおいてもキャラクターの視線を動かせる新しい演出が加わった。

物語の舞台は「中央ユージア連合」で、前作からの設定を踏襲しつつ、新しい時代の物語を展開。主人公は“シーヴの翼”を持つエースパイロットとして成長していく。

音楽面では、シリーズのメインコンポーザーが関与しており、PVで使用された楽曲は重要な場面に位置付けられている。さらに、オンラインマルチプレイモードの実装も予定されている。

2026年の発売を目指し、開発は進行中。シリーズのさらなる未来を楽しみにしてほしいと語られた。

ポイント

  1. 『ACE8』は、シリーズのコンセプトを重視しつつ、期待を超える作品を目指しています。
  2. 自分の判断で空を自在に飛び、敵を撃墜する興奮を感じられるデザインです。
  3. 未公開の要素やオンラインマルチプレイが搭載され、2026年の発売を予定しています。

ニュース分析・解説

『ACE8』は『エースコンバット』シリーズの新たな進化を示す重要な作品として位置付けられ、開発陣の熱意と未来志向が伺えるインタビューが印象的でした。下元氏によれば、同作は「正当進化」を基盤にしつつ、堅持すべき要素と革新すべき要素を洗い出し、ファンの期待を超えるものを目指しています。特に、独自開発のエンジン“Cloudly”を用いることで、空や雲の表現がよりリアルに深化し、プレイヤーの判断材料としての機能も強化されている点が注目されます。

将来的には、2026年の新たなビッグタイトルに匹敵する存在を目指すとのことで、シリーズの50周年に向けた布石ともなり得るでしょう。ストーリーやキャラクターの深み、新たなナラティブ技術の導入は、プレイヤーの没入感を増幅させ、『エースコンバット』の真髄を体験させることが期待されます。これにより、長年のファンはもちろん、新規プレイヤーの獲得にも寄与するでしょう。全体として、シリーズの進化と深みが反映された作品となり、その成功は今後の展望にも大きな影響を与えると予測されます。

※おまけクイズ※

Q. 『ACE8』の開発において、河野一聡氏が特に重視したシリーズのコンセプトとして挙げられているものは次のうちどれでしょうか?

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正解:大空を自由自在に飛ぶ爽快感

解説:記事の中で、河野氏は『ACE8』のコンセプトとして「大空を自由自在に飛ぶ爽快感」「自身の判断でつぎつぎに敵を撃墜・破壊する興奮と快感」「難局を勝ち抜けエースパイロットとなる達成感」の3つのピラーを重視していると述べています。

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